武蔵対策/理科データラボ

武蔵理科 2022–2026

武蔵理科は、
見て、考えて、説明する
試験です。

毎年3大問。81ブロックに分けると、知識だけで終わるのは34.6%。残りは、初見の現象・実物・資料を観察し、仕組みを言葉や図にする問題です。

観察と説明から読む 6項目・優先順位チェック

分析対象は2022〜2026年・15大問・81ブロック。能力タグは重複あり(合計は100%超)。2026は公式解答未照合。難度は正答率ではなく分析者判定です。

5年分毎年3大問
15大問
81分析ブロック
5年連続実物観察問題
まず分かったこと

知識は入口。
答えの中心は、見て考えて説明する力です。

武蔵の理科は、難しい周辺知識の量で差がつく試験ではありません。小学校理科〜中学受験の標準知識を、その場の現象・実物・資料に当てはめ、自分の言葉で伝えることを求めています。学校の理科教育が掲げる「実感、納得、探究」とも一致します。

知識だけで終わるブロック
34.6%

81のうち28。正誤判断・複数選択の基礎確認です。

説明・記述・作図が絡む
40.7%

説明タグ33。記述・作図・スケッチを含む形式は39(48.1%)です。

武蔵理科で問われているのは、「知っているか」より
「見て、考えて、説明できるか」です。
いちばん大切な型

観察して、資料を読み、
仕組みを言葉と図にする。

再現性が高いのは頻出単元ではありません。観察 → 資料読解 → 因果説明 → 図/グラフ化という問題行動です。実物問題は直近5年連続で出ています。

2022年は針金、2023年はカラビナ、2024年はねじ式の機械部品、2025年は葉、2026年はキッチンペーパー。学校ブログはこれを「お土産問題」と呼び、旧制武蔵高校の第1回入試にも葉の観察があったと紹介しています。

ただし入試FAQは、実物観察問題は必ず出るわけではないとも明記しています。毎年の必出というより、伝統的で重要な形式です。

1色・形・向き・硬さなど、見たことを客観的に書く
2表・グラフ・画像から事実だけを拾う
3既習知識を、初見の題材へつなぐ
4仕組みを、短文と模式図の両方で表す
40.7%説明
33ブロック
27.2%資料読解
22ブロック
13.6%実物観察
11ブロック
9.9%作図・表現
8ブロック

家庭でできる一手

身の回りの紙・葉・輪ゴムを一つ渡し、「何が分かった?なぜそうなる?」を二文で言わせてください。武蔵では、この観察→説明の往復ができるかどうかで点が分かれます。

能力タグ・難度

6つの力は重なります。
差がつくのは、統合する側です。

1ブロックに複数タグが付くため、比率の合計は100%を超えます(複数タグは33/40.7%)。難度C(初見資料・実物・複数情報の統合)は20ブロック(24.7%)。2026年の理科は、受験者平均27.7・合格者平均32.4(60点満点、差4.7点)。少なくともこの年は、超難問より標準〜中難度を確実に取る方が効きます。

難しい知識を足す前に、「何が見えた?なぜそうなる?図にできる?」を口に出す習慣。
これが武蔵型の理科です。
2026年の平均点:理科は60点満点。受験者平均46.2%、合格者平均54.0%。合格最低点(4科目合計)は公式サイトの公開値を転記しています。理科平均は2026年のみ確認できたため、1年からの推論です。
5年分の題材

毎年3大問。
実物は違うのに、やらせることは近い。

中核題材は年ごとに変わります。共通しているのは、身近な初見題材を観察し、既習知識とつなぎ、説明・図示することです。

対策の軸(分析からの示唆)

時間の目安は、知識25・考察25。
実物と図示を忘れない。

過去問本文の転載ではなく、抽出した構造でオリジナル問題を作る方針です。わかる・おぼえる・書くの12テーマは、武蔵理社対策として公開しています。いま家庭でできる割り振りは次のとおりです。

    お子さんの現在地を見る

    6項目・優先順位チェック

    武蔵理科81ブロックの出題傾向をもとに、6つの力について「自信がある/たまに迷う/苦手」の3段階で自己チェックできます。よく出る力ほど、優先順位が上がります。

    合格の可能性や偏差値は出しません。次にどの力から手をつけるかの目安だけをお伝えします。結果はこの端末にだけ保存されます。

    ※ 出題数は81ブロックを診断ドメインで数えた参考値です。実際には複数の力が同時に要る問題もあります。タグは重複します。

    FAQ

    よくある質問

    武蔵理科は暗記科目ですか?

    知識を問わないわけではありません。81ブロックのうち知識タグは35(43.2%)です。ただし知識だけで終わるのは28ブロック(34.6%)。標準知識を、初見の現象・実物・資料に使えるかを見ています。

    実物観察問題は毎年出ますか?

    2022〜2026年は5年連続で確認しました(針金、カラビナ、機械部品、葉、キッチンペーパー)。ただし学校FAQは「必ず出るわけではない」としています。伝統的で重要な形式、と捉えるのが正確です。

    いちばん問われる力は何ですか?

    説明タグ33(40.7%)、知識35(43.2%)、資料22(27.2%)。記述・作図・スケッチを含む形式は39(48.1%)です。観察して、資料を読み、仕組みを言葉や図にする力が中核です。

    分析の単位は何ですか?

    問題用紙の番号が振られた小問・小問枝を1分析ブロックとしています。2022〜2026年で81ブロック。公式配点ではありません。2026年度は公式解答未照合です。

    理科の教材パックはありますか?

    わかる・おぼえる・書くの12テーマを、ステップ☆ナビの武蔵理社対策として公開しています。買う前に、この分析ラボと本体教材の無料体験をご覧ください。

    この分析について:2022〜2026年度の武蔵中学校理科を対象に、独自分類・集計しています。問題本文・選択肢・図版そのものを転載することを目的としたものではありません。能力タグは重複します。難度A/B/Cは学校公表の正答率ではなく分析者判定です。2026年度は公式解答未照合です。理科平均点は2026年のみ掲載。学校公式の分析ではありません。過去問の二次利用には学校の事前申請が必要です。

    見て、考えて、説明する力を、
    小さなステップで身につける。

    武蔵理科で必要になる観察・資料読解・因果説明は、ステップ☆ナビの武蔵理社対策で練習できます。