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KAISEI SCIENCE / この分析

開成理科で「変化の途中を見失う」による失点が起きる設問

開成中学校の理科で「変化の途中を見失う」の型で落としやすい設問を9個集めました。公開中の答え170個のうち5.3%にあたります。 操作ごとの変化を追い切れず、途中の状態を取り違える。 対象年度は2022年度、2023年度、2024年度、2026年度です。

問題本文・選択肢・図版は転載せず、「何を材料に、何を答えさせたか」を独自に要約しています。

この分類の設問で有効な学習行動

  • 操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

該当する設問

2022年度大問2物理力・ばね・ふりこ・ゴム

問3 —

問2の中央部だけを温風で初期状態へ戻し、空気を抜いた後の全長を求める。

問われている力:数で考える

ありがちな誤答:問2の124.2cmから膨張分だけを引くなど、状態を混在させる。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

2022年度大問2物理力・ばね・ふりこ・ゴム

問5 —

3分の1を膨らませて冷凍し、室温で空気を右端へ移動してから抜いた後の長さを求める。

問われている力:基礎知識

ありがちな誤答:冷凍と室温の伸びを同じ係数で処理する、区間を重複して数える。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

2022年度大問2物理力・ばね・ふりこ・ゴム

問6 —

空気量が1対2の二本の風船の長さ80.1cm・111.6cmから、Aで最初に膨らませた部分の元の長さを逆算する。

問われている力:数で考える

ありがちな誤答:80.1cmと111.6cm全体の比を空気量の比とする、共通区間を区別しない。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

2023年度大問2化学熱・温度・対流

問4 右図の色

周囲の水と空気がともに20℃の条件で、時間経過後の色分布を選ぶ。

問われている力:数で考える

ありがちな誤答:途中の対流や色分布を、そのまま最終状態と考える。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

2024年度大問4物理電気・回路

問7 —

スイッチ操作により、電流なし・乾電池1個・乾電池2個直列の3状態を作れるよう、乾電池と導線を図に書き加える。

問われている力:図や言葉で表す

ありがちな誤答:一つのスイッチ状態だけを確認し、別状態で短絡や2個直列になることを見落とす。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

2026年度大問1物理熱・温度・対流

問6 —

水Cの5分ごとの温度差から平均変化速度を計算し、基準区間の半分以下になる最初の区間を特定する。

問われている力:数で考える

ありがちな誤答:温度そのものを比較する、符号に迷う、または『半分以下』の最初の区間を取り違える。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

2026年度大問4生物動物・昆虫・生態

問1 d(個体Q・大小交互)

2.5秒間隔で大小の餌が提示される条件で、個体Qが大小交互に取る場合の60秒間の摂取量を時系列で計算する。

問われている力:数で考える

ありがちな誤答:提示された餌をすべて数える、処理中の見送りを忘れる、60秒の区間端の扱いを誤る。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

2026年度大問4生物動物・昆虫・生態

問1 e(個体Q・大のみ)

個体Qが大餌だけを選ぶ場合の60秒間の摂取量を、提示間隔と6秒の処理時間から計算する。

問われている力:数で考える

ありがちな誤答:大餌の提示回数をそのまま掛ける、または処理中に来る大餌の見送りを数えない。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

2026年度大問4生物動物・昆虫・生態

問3 ④(個体Qの理由)

個体Qが大餌を多く取った理由を、食べられる小餌を見送ることで同時間の摂取量が増えるというモデルから説明する。

問われている力:数で考える

ありがちな誤答:『取れる餌はすべて取る方が得』と考え、処理中の機会損失を考えない。

つまずきの型:変化の途中を見失う

次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。

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