大問1|身近な植物の観察・分類・花粉
生物
複数の植物を同じ観点で比較し、完全選択を正確に行う。
難所:知識自体は標準的だが、植物数と完全選択が多く、一つの知識漏れが失点になる。
学習への変換:植物ごとに、花・葉・実・種子・受粉様式を同じ列で整理する。
2022年度の理科は70点満点で、受験者平均48.6点、 合格者平均54.0点でした(学校公表の入試結果)。 公開している31問の内訳は生物13問、化学6問、地学6問、物理6問で、 最も多く問われた力は基礎知識()です。
生物
複数の植物を同じ観点で比較し、完全選択を正確に行う。
難所:知識自体は標準的だが、植物数と完全選択が多く、一つの知識漏れが失点になる。
学習への変換:植物ごとに、花・葉・実・種子・受粉様式を同じ列で整理する。
物理
風船を区間に分け、各区間が『膨張・通過・加熱・冷却』のどの履歴を持つか追跡する。
難所:問2・3・5の履歴管理と、問6の共通部分を消去する倍率逆算。
学習への変換:風船を等分した帯図にし、各区間の状態と伸び率を書き込む。
化学
長文中の定義を具体例へ適用し、日常語を科学的な分類へ置き換える。
難所:文章量は多いが設問は易しく、必要箇所を探す読み方が重要。
学習への変換:定義・例・反例を三列でメモし、各選択肢を定義に照らす。
地学
地面と海面の温まり方の違いを、上昇気流と地表付近の風向へつなげる。
難所:上空と地表、昼と夜を取り違えないこと。
学習への変換:昼・夜それぞれについて、温度・上昇気流・地表風を三段で図にする。
各設問について、問われている力・ありがちな誤答・つまずきの型・次にとるべき学習行動を示します。 問題本文・選択肢・図版は転載していません。
植物写真・観察記録の一つ目を、候補となる植物と対応させる。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:目立つ特徴一つだけで植物名を決める。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
植物写真・観察記録の二つ目を、候補となる植物と対応させる。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:既知の植物名の印象だけで選ぶ。
つまずきの型:根拠のない飛び越し
次にやること:観察事実と解釈を別欄にし、資料から直接言える範囲と仮説を分けて考える。
植物写真・観察記録の三つ目を、候補となる植物と対応させる。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:共通点だけを見て、区別点を確認しない。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
複数の植物のうち、問題で指定された共通特徴をもつものを番号で選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:一つ選んだ時点で止める、該当しない植物を一つ混ぜる。
つまずきの型:選び漏れ
次にやること:選択肢を一つずつ真偽判定し、全項目を確認してから回答を確定する。
提示された観察結果に合う植物の性質または分類を選ぶ。
問われている力:資料を読む
ありがちな誤答:観察結果より、覚えている一般論を優先する。
つまずきの型:定義の当てはめ違い
次にやること:問題文の定義を短い文か式に置き換え、その定義だけを使って各候補を判定する。
複数の植物を、花や花粉・受粉のしかたなどの共通特徴で分類する。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:一つの代表例だけを覚え、他の植物へ分類基準を適用できない。
つまずきの型:基準や単位の取り違え
次にやること:式を書く前に、基準量・求める量・単位を明記し、途中値にも単位を付ける。
指定された植物の花・実・種子などの特徴を対応させる一つ目の設問。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:別の植物の特徴と入れ替える。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
指定された植物の花・実・種子などの特徴を対応させる二つ目の設問。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:花の特徴だけで判断し、実や種子の情報を見ない。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
指定された植物の花・実・種子などの特徴を対応させる三つ目の設問。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:植物名と選択肢番号の対応をずらす。
つまずきの型:比べる相手の取り違え
次にやること:比較する二つを先に囲み、同じ基準・同じ時刻・同じ個体になっているか確認する。
受粉のしかたや花粉の特徴に関する一つ目の判断を行う。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:花が目立つかどうかだけで判断する。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
受粉のしかたや花粉の特徴に関する二つ目の判断を行う。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:同じ記号が続くことを不自然と考えて答えを変える。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
受粉や花粉に関する複数の特徴から、正しいものをすべて選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:一部だけ正しい文を正答に含める、二つ目を探さず終了する。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
大問全体の観察・分類結果を踏まえ、最も適切な説明を選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:各小問を独立に処理し、大問全体の分類軸を使わない。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
風船の半分だけを膨らませた後に空気を抜いたときの長さを求める。
問われている力:数で考える
ありがちな誤答:膨らんだときの99cmをそのまま使う、12.6cmを全体へ加える。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
風船の3分の2を膨らませ、その半分の空気を右端へ移動した直後の全長を求める。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:現在膨らんでいる部分だけを数え、空気が通過した中央部分の伸び4.2cmを落とす。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
問2の中央部だけを温風で初期状態へ戻し、空気を抜いた後の全長を求める。
問われている力:数で考える
ありがちな誤答:問2の124.2cmから膨張分だけを引くなど、状態を混在させる。
つまずきの型:変化の途中を見失う
次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。
風船の半分を膨らませて冷凍し、室温に戻して空気を抜いた後の長さを求める。
問われている力:数で考える
ありがちな誤答:室温での残留伸び12.6cmを使う、51.6cmの半分とする。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
3分の1を膨らませて冷凍し、室温で空気を右端へ移動してから抜いた後の長さを求める。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:冷凍と室温の伸びを同じ係数で処理する、区間を重複して数える。
つまずきの型:変化の途中を見失う
次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。
空気量が1対2の二本の風船の長さ80.1cm・111.6cmから、Aで最初に膨らませた部分の元の長さを逆算する。
問われている力:数で考える
ありがちな誤答:80.1cmと111.6cm全体の比を空気量の比とする、共通区間を区別しない。
つまずきの型:変化の途中を見失う
次にやること:操作ごとに状態を時系列で残し、各区間がどの処理を受けたかを図に書き込む。
食塩水と炭酸水を、加熱後に固体が残るかどうかで識別する操作を答える。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:においをかぐ、リトマス紙を使うなど、提示結果につながらない方法を答える。
つまずきの型:原因と結果の取り違え
次にやること:観察事実から「原因→変化→結果」の順に矢印でつなぎ、逆向きになっていないか確認する。
文章で定義された『可変の性質』に当たる例をすべて選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:『温度で変化する性質』と『温度そのもの』を混同する。
つまずきの型:比べる相手の取り違え
次にやること:比較する二つを先に囲み、同じ基準・同じ時刻・同じ個体になっているか確認する。
ドライアイスを構成する物質名を答える。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:ドライアイスを物質名としてそのまま答える。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
砕いても同じ名前・性質を保つという基準から、物質に当たるものをすべて選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:日常語として馴染みのある名称をすべて物質名とみなす。
つまずきの型:選び漏れ
次にやること:選択肢を一つずつ真偽判定し、全項目を確認してから回答を確定する。
物質かどうか迷ったときに、最初に何を考えるべきかを文章から選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:文章を一般常識で要約し、明記された手順を見落とす。
つまずきの型:条件の見落とし
次にやること:問題文の条件を「変えた条件・そろえた条件・比較対象」に分けてメモする。
化学で扱う物質がもつものを、文章中から7文字で抜き出す。
問われている力:図や言葉で表す
ありがちな誤答:『変えることのできないもの』など、意味は近いが指定字数と一致しない表現を書く。
つまずきの型:答え方の不足
次にやること:正答に必要な要素を箇条書きにしてから、指定された形式・字数に合わせて文章化する。
身近な気象観察の状況から、対応する現象または状態を選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:一語だけに反応し、時刻や場所の条件を見落とす。
つまずきの型:条件の見落とし
次にやること:問題文の条件を「変えた条件・そろえた条件・比較対象」に分けてメモする。
観察された気象の変化から、最も適切な説明を選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:結果を説明する条件の前後関係を逆にする。
つまずきの型:原因と結果の取り違え
次にやること:観察事実から「原因→変化→結果」の順に矢印でつなぎ、逆向きになっていないか確認する。
陸地と海面の温まり方・冷え方の違いについて、正しい関係を選ぶ。
問われている力:基礎知識
ありがちな誤答:水は温まりにくいことを『常に温度が低い』と誤解する。
つまずきの型:似た知識の取り違え
次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
昼間の陸と海の温度差から生じる風の向きを選ぶ。
問われている力:位置と時間の変化
ありがちな誤答:上空の風向と地表付近の風向を混同する。
つまずきの型:位置や向きの取り違え
次にやること:方角・上下・左右・時刻などの基準を図に固定し、一段階ずつ位置を更新する。
夜間の陸と海の温度差から生じる風または循環を選ぶ。
問われている力:位置と時間の変化
ありがちな誤答:昼の海風をそのまま夜にも適用する。
つまずきの型:位置や向きの取り違え
次にやること:方角・上下・左右・時刻などの基準を図に固定し、一段階ずつ位置を更新する。
気象観察の説明中で、見え方や時刻の手掛かりとなる天体名を答える。
問われている力:図や言葉で表す
ありがちな誤答:大問の主題が気象であるため、天体名が入らないと思い込む。
つまずきの型:根拠のない飛び越し
次にやること:観察事実と解釈を別欄にし、資料から直接言える範囲と仮説を分けて考える。