開成理社対策/理科データラボ

KAISEI SCIENCE / この分析

開成理科で「実験で確かめる」が問われる設問

開成中学校の理科で「実験で確かめる」が中心的に問われた設問を10問集めました。公開中の170問のうち5.9%にあたります。 見た事実と説明を分け、仮説が事実と合うかを検討する力。 対象年度は2023年度、2024年度、2025年度、2026年度です。

問題本文・選択肢・図版は転載せず、「何を材料に、何を答えさせたか」を独自に要約しています。

この分類の設問で有効な学習行動

  • 選択肢を一つずつ真偽判定し、全項目を確認してから回答を確定する。
  • 似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。
  • 観察事実から「原因→変化→結果」の順に矢印でつなぎ、逆向きになっていないか確認する。
  • 比較する二つを先に囲み、同じ基準・同じ時刻・同じ個体になっているか確認する。
  • 正答に必要な要素を箇条書きにしてから、指定された形式・字数に合わせて文章化する。

該当する設問

2023年度大問3物理力・ばね・ふりこ・ゴム

問1 —

10往復の測定値のうち、4回目だけ約1往復分ずれた原因を選ぶ。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:測定値のずれをすべてストップウォッチ操作の誤差とする。

つまずきの型:選び漏れ

次にやること:選択肢を一つずつ真偽判定し、全項目を確認してから回答を確定する。

2024年度大問1化学水溶液・物質

問3 —

固体が溶けたアルカリ性水溶液であるBとCを見分ける追加実験を選ぶ。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:アルカリ性の強弱だけで区別しようとする。

つまずきの型:似た知識の取り違え

次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。

2024年度大問1化学水溶液・物質

問6 —

ほう酸・クエン酸・酢のpH、濃度、金属との反応に関する記述から正しいものを選ぶ。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:pH値を酸性の強さと逆に読む、未実験の酢の反応まで断定する。

つまずきの型:原因と結果の取り違え

次にやること:観察事実から「原因→変化→結果」の順に矢印でつなぎ、逆向きになっていないか確認する。

2025年度大問1化学水溶液・物質

問2 ア

味を確かめるという判別案を会話文の空欄に補う。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:危険な方法を正しい実験手順と混同する。

つまずきの型:比べる相手の取り違え

次にやること:比較する二つを先に囲み、同じ基準・同じ時刻・同じ個体になっているか確認する。

2025年度大問1化学水溶液・物質

問4 —

加熱中に結晶が容器外へ飛び散り、測定値が小さくなる原因を説明する。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:『蒸発した』だけで終え、食塩自体が失われた現象を書かない。

つまずきの型:答え方の不足

次にやること:正答に必要な要素を箇条書きにしてから、指定された形式・字数に合わせて文章化する。

2025年度大問1化学水溶液・物質

問5 —

容器内の混合割合を正しく推定するため、試料を取り出す前に行う操作を答える。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:取り出した後に混ぜる、または複数回測るだけで偏りの原因を除かない。

つまずきの型:原因と結果の取り違え

次にやること:観察事実から「原因→変化→結果」の順に矢印でつなぎ、逆向きになっていないか確認する。

2026年度大問1物理熱・温度・対流

問2 —

かき混ぜた水の温度を正しく測るため、温度計の液だめを水中に置き、容器の底に触れさせない配置を選ぶ。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:水面から液だめが出る、または容器の底に触れる配置を選ぶ。

つまずきの型:似た知識の取り違え

次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。

2026年度大問2地学気象・地層・地震

問4 a・c

潮汐説の不整合を検討し、斜面流による堆積モデルから、流速と通常堆積物の組合せを判断する。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:潮の満ち引きという既知モデルに固執し、必要な水深変化の速さ・規模が現実的かを検討しない。

つまずきの型:根拠のない飛び越し

次にやること:観察事実と解釈を別欄にし、資料から直接言える範囲と仮説を分けて考える。

2026年度大問4生物動物・昆虫・生態

問3 ①(個体Pの結果)

実験2で個体Pが大餌・小餌をどの割合で取ったかを、表2から要約する。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:差4個を大きな選好とみなし、割合の近さを見誤る。

つまずきの型:似た知識の取り違え

次にやること:似た用語・現象を2列で並べ、共通点と区別点を言葉にしてから選択肢へ戻る。

2026年度大問4生物動物・昆虫・生態

問3 ③(個体Qの結果)

実験2で個体Qがどちらの餌を多く取ったかを、表2から要約する。

問われている力:実験で確かめる

ありがちな誤答:表の行・列を取り違え、個体Pや実験1の数値を読む。

つまずきの型:比べる相手の取り違え

次にやること:比較する二つを先に囲み、同じ基準・同じ時刻・同じ個体になっているか確認する。

関連ページ

いま、どの力がどれくらい身についているか。

5年・答え170個の分析から抽出した力の整理をもとに、12問・約7分で確認できます。診断後は、弱かった力と開成での出題例を重ねて優先順位を返します。

12問・約7分の無料診断を始める この分析を読む 社会データラボも見る
← 開成理科分析トップへ